第2回データサイエンス学習会を開催しました
令和6年7月3日(水)、第2回データサイエンス学習会を開催し、県内の教職員など約30名に参加していただきました。
当研究所では、令和4年度から「データサイエンス学習会」を年間3回開催しており、今回の学習会は8回目となります。
講師は過去の学習会に引き続いて、滋賀大学データサイエンス学部 准教授 伊達平和氏に務めていただきました。
今回の学習会は、あわら市金津中学校にて、公開授業の参観および研究会を行いました。
金津中学校の総合的な学習の時間では、あわら市の発展やより良いまちの創造などについて探究する「あわら考幸学」に、3学年の全生徒が取り組んでいます。
当日の公開授業では、異学年の生徒グループにおいて、これまでの取組みについて生徒同士が語り合いながら考えを深める、ラウンドテーブルが行われました。
その後の研究会では、「『社会調査』から考える『あわら考幸学』」と題して、総合的な学習の時間に社会学的なデータサイエンスを生かすための方策を、公開授業の感想を交えながら、講師の伊達准教授よりお話しいただきました。
特に、「あわらのまちをより良くしたい!」などの「問題意識」をもとにして、「提案・アクション」につなげるための考え方について、具体例を用いながら丁寧に解説していただきました。
参加者からは、「探究学習のテーマ設定のあり方について、様々な視点から考えることができました。」「総合で地域学習を取り上げるときに悩んでいることを、今回の研究会で明確にすることができました。」などの声が聞かれました。
令和6年度第3回データサイエンス学習会については、現在計画中です。開催が決まりましたら、各学校へご案内いたします。また、本ホームページでもお知らせいたします。
