令和5年7月14日(金)、中学校・高等学校教員等を対象に、第1回データサイエンス学習会をオンライン形式で開催しました。
昨年度に引き続き、滋賀大学データサイエンス学部 准教授 伊達平和氏に講師を務めていただきました。

学習会の内容は、中学校での総合的な学習の時間および高校での総合的な探究の時間などにおいて、探究的な学習を行っていく際の根本的な部分に関する内容でした。
学習会前半では、探究的な学習における調査テーマの設定の仕方や、リサーチクエスチョンと仮説の違い、実際のアンケートの作り方などについて、学習会後半では、アンケートの作成・実施における回答形式の適切な選び方や、分析結果をグラフに表すときの注意点などについて、詳しくご説明いただきました。

参加者からは、「適切な問いのあり方やリサーチクエスチョンなど、とてもわかりやすかった」、「実際にアンケートを行うときの注意点について、深く知ることができてよかった」などの感想をいただきました。

第2回データサイエンス学習会は、9月下旬または10月上旬に開催予定です。第2回は、データサイエンスの内容を高校での総合的な探究の時間の授業に生かした、具体的な事例を共有する場にすることを検討しています。