令和2年10月21日(水)臨時任用講師研修を行いました。

写真:気がかりな子どもたちへの支援」に関する講義

 最初に、特別支援教育センター 佐々木美保指導主事による「気がかりな子どもたちへの支援」に関する講義を行いました。
配慮が必要な子どもたちの特性を知ることや、その行動の背景を探ることでそれぞれに合った支援を心がける大切さなどを学びました。

写真:今、求められる道徳教育の講義

 次の講義「今、求められる道徳教育」では、授業の中で一貫した指導の明確な意図を持つ重要性、子どもたちの心を振るわす手立てとして、自分との関わりで考えさせることや、多面的・多角的に考えさせる方法を、具体的な例から学ぶことができました。
3講座目の「学校教育相談の基礎的な理論と方法」では、「心地よい聴き方」の演習を行いました。
隣の人と先生役・子ども役に分かれた際には、上から目線の聴き方や、スルーする聴き方に戸惑う姿が見られました。
子どもの話を聞くときには目線を合わすことや、共感的に聞くことが大切だということを実感できました。

写真:心地よい聴き方の演習

 今回の振り返りでは「子どもの実態をしっかりと理解して、子どもにあった教育をしていきたい。そのためにも自ら学び続けていたい。」「自分が教えているクラスの発達障がいを持っている生徒への対応を見直すことができると思った。」「養護教諭として、児童の発達段階に合わせて少しずつステップを踏み、不登校の子たちが学校に戻れるよう管理職やSCと連携を取っていきたい。」などの意見がみられました。これまでの自分を見つめ直し、今後の実践で生かしていける知識を得ることができました。