令和5年8月4日にC211 中学校数学科研修講座を開催しました。

「図形領域における生徒が『分かった』『できた』と実感できる数学科活動の充実」を主題とし、お茶の水女子大学附属中学校 藤原 大樹 教諭に御講義いただきました。

前半の講義では、中学校数学科の図形指導の意義や、ICTの活用に関してどのようなアイデアがあるかについて、具体的な実践例を交えながら御説明いただきました。後半は、2つの正三角形の問題を使った授業をどのように展開するかについて、受講者がスライドにまとめ、それぞれの授業の展開について、講師より御助言をいただきました。

受講者からは、「具体的なICT教材の紹介はもちろん、授業実践や取り組みと指導要領の対応など、個別的な部分から全体的な部分まで、分かりやすく講義していただいて、とてもありがたかったです。また、実際に3時間の授業計画もでき、共有もさせてもらえて、とても有意義な時間になりました。」「ICTを利用しなくてはと思いつつも利用せずとも授業ができてしまうため、どうしても後回しになっていました。今回の研修で図形分野において使いたくなるものが多々あり、探し求めていたものでもあったので、大変嬉しく、利用していこうと思っています。」などの声が聞かれました。