「対話的な学びを育てる」

写真:研修の配信画面

 令和2年8月5日(水)に、福井大学教育学部 萩中奈穂美准教授をお招きし、「対話的な学び」を活かした授業づくりに関する研修を行いました。
研修では「対話的な学び」の本質を学ばせていただきました。
対話的な学びを指導するためには、
・解決したい・考えずにいられない問い(課題・発問)を行う。
・発問後すぐにグループ活動に入るのではなく、「自己内対話」の時間を確保し、一人一人にしっかり考えさせる、思考のある授業をする。
・その後の対話では、対話の価値は「聴き合い・訊き合い」「訊き(問い合い)なので、質問し合う(問う)ことを大切にする。」ことを教えていただきました。
話し合いは「訊き合い」(問い合い)という視点で授業を実践していくことで、子どもの学びは格段に深まるということも教えていただきました。

写真:対話的な学びの資料の配信画面」

 国語科における「対話的な学び」とは、子ども同士の協働、教師との対話を通じてじっくり思考することであり、そのために、国語科では聞き方の基礎を身につけていくことが大切であること、対話の価値は「聞き合い」なので、対話がうまくいくためには、「聞く力」が大切であり、とにかく聞かせる子どもを育てていかなければならないことを学ぶことができました。

写真:配信の様子