令和2年8月25日(火)の教科別研修は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、Zoomを使用した遠隔型講座となりました。
横浜国立大学教育学部の青山浩之教授に、小・中学校国語科書写の学習指導要領改訂を踏まえた授業づくりについての講義や毛筆を使用した演習をしていただきました。
前半の講義では、学習指導要領の改訂によるポイントの説明や、書写としてどのような学力を身につけさせるかを明確にすること、実社会や実生活の中で活用する視点に立って授業を展開することなどが確認され、単なる作品作りで終わらないよう注意する必要があることが説明されました。

写真:講義の配信画面

 後半の演習では、滑らかな運筆を可能にする適切な鉛筆の持ち方や動かし方など、効果的な動作に視点を置くことが重要であること、毛筆の演習では単なる筆使いの練習ではなく、学習目的を明確にすることの重要性についてご指導頂きました。
受講者は実際に毛筆で「心身」と書くことで、外形の違いについて学習する具体的な方法を学ぶことができました。

写真:演習の配信画面1 写真:演習の配信画面2