令和4年7月29日にC211 中学校数学科研修講座を開催しました。

「1人1台端末を活用した『データの活用』の授業づくり」を主題とし、お茶の水女子大学附属中学校  藤原 大樹 教諭に御講義いただきました。

前半の講義では、「データの活用」の領域におけるICTを活用した授業づくりに関して、実践例を基に御説明いただきました。その後、講師による模擬授業では、受講者が生徒役となり、統計グラフ作成ツールを用いてグラフを作成し、自分の考えを書いて共有する場面を体験しました。後半の講義では、指導と評価を一体化させるための手立てに関して、実践例を交えながら御説明いただきました。

受講者からは「ICTの活用例や指導と評価の一体化に関して改めて解説してもらえたことで、自校での取り組みを捉え直すきっかけになりました。」「今回の模擬授業で使ったツールは、1人1台端末で生徒自身が活用できるものだったので、非常に参考になりました。今後、使っていきたいです。」「教えていただいたICTを使った様々な実践やそれを助けるためのツールは、授業実践に活用できる内容でした。」などの声が聞かれました。