令和3年7月30日にC211 中学校数学科研修講座を開催し、岐阜聖徳学園大学 玉置崇教授に御講義いただきました。
前半の講義では、主体的・対話的で深い学びについて、子どもの主体的な学びを引き出す手立てや子どもの対話を促すポイント、深い学びにつなげるために数学的な見方・考え方を働かせた授業をどのように展開すればよいかなどを、具体的な事例を示しながら説明していただきました。その中で、「子どもが主体的・対話的で深い学びを実現させている姿をエピソードとして語れることが大切だ」と御指導いただきました。

写真:講義の様子

 後半の演習では、中学2年生の新しい学習内容である「箱ひげ図とデータの活用」について、受講者はグループワークを通して、子どもたちが授業の中でどのような疑問をもつのかを中心に意見を出し合い、授業づくりのポイントを考えることができました。

写真:講義の資料

 受講者からは、「実践に活かすことのできる内容で楽しかったです。」「実際の教科書の問題を扱って、演習ができたので良かったです。自身の授業でも、同様にやってみたいと思いました。」などの声が聞かれました。

写真:グループワークの様子