令和3年8月17日にC021 高等学校国語科研修講座を開催しました。
前半の講義では文部科学省初等中等教育局 視学官の大滝一登氏から、充実した資料を用いて新学習指導要領改定のポイントや、学習評価の主な改善点について御講義いただきました。
後半の演習では、4つのグループに分かれて協議を行いました。受講者がそれぞれ持ち寄った事前課題の単元構想案を元に、よりよい授業づくりについて白熱した議論が交わされました。また、協議には講師、高校教育課の指導主事も参加いただき、様々な視点から国語科としての資質・能力を育む言語活動について助言をいただきました。
今回はオンラインによる遠隔配信でしたが、事前課題の作成からはじまり、グループ協議での研鑽まで充実した研修となりました。写真:遠隔配信による講義の様子1 写真:遠隔配信による講義の様子2

 受講者からは「自分の求めていた内容を聞くことができ、学校での教育活動に生かすことができそうだ。」「グループ協議で講師の先生や他校の先生と指導案を検討することで新たな課題を見つけることができた。」「学習評価について、もやもやしていた点を講義を聞くことで解消することができた。」などの声が寄せられました。