令和3年8月19日に、文部科学省 初等中等教育局 藤枝秀樹視学官を講師に、C311 中学校理科研修講座を開催しました。
前半の講義では、新学習指導要領の改訂のポイントと評価について、学習評価は単に成績をつけるだけでなく、生徒自身が成長の足がかりになるように意識させることや教師が授業の改善として取り組むべきであることなどを御講義いただきました。とくに、主体的に学習に取り組む態度については、単元を通して見取ることで、より自己調整し粘り強く取り組む姿を評価することができるという御助言をいただきました。
後半の演習では、探究の学習過程に位置づけた授業づくりについて、グループ協議を行いました。各グループで授業の進め方やどのような学習内容で授業をデザインするか、どのように評価をするかについて意見を出し合い、指導と評価の計画を立てました。

写真:研修の様子 写真:グループ協議の様子 写真:学習評価について資料説明

 受講者からは、「学習評価について、わかりやすく説明してくださり大変ありがたかった。」「学習評価について、再度教科会で見直して、共通理解を図りたい。」などの声が聞かれました。