令和3年8月26日にC411 中学校音楽科・高等学校芸術科音楽研修講座を開催し、国立教育政策研究所教育課程研究センター 河合紳和教育課程調査官に御講義いただきました。
前半の講義・演習では、新学習指導要領において、従前との比較や音楽的な見方・考え方を働かせること、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善などわかりやすく御説明いただきました。また、創作の授業について、実践例や失敗談などを交えながら、生徒につけさせたい資質・能力やグループ演習の意義、評価について教えていただきました。
後半の講義・演習では、指導と評価の一体化のポイントについて学び、「創作と鑑賞とを関連付けた題材を構想し、題材の目標および評価規準を作成する」グループ演習を行いました。

写真:研修講座の様子

写真:研修講座で使用した資料

 受講者からは、「河合調査官の豊富な引き出しから惜しみなくいろいろなお話をお聞きできたこと、大変嬉しく思いました。たくさんの授業のヒントをいただけたので、2学期から実践してみようと思います。」 「実例を交えながら講義をしてくださり、とても分かりやすかったです。来年度も、今回のような新学習指導要領に基づく評価の仕方にも焦点を当てたお話をお聞きしたいです。」などの声が聞かれました。