令和3年8月26日に開催した、高等学校芸術科書道研修講座は、「新しい時代に対応するICTを活用した書道教育」を主題として、都留文科大学の草津祐介特任准教授に遠隔による講義、演習をしていただきました。
前半は、ICT利用の基本的な考え方について、「令和の日本型学校教育」の確認や著作権の問題、これまでのICT活用の実践例などについて御講義いただきました。
また、Zoomの効果的な使い方やGoogleclassroomを活用した授業実践例を紹介いただき、受講者は実際に端末を使用しながらその特徴などについて確認していました。
後半は、次年度の教科書からQRコードを読み取ることで活用できるデジタル資料について、具体的な活用方法の講義があり、視覚資料の情報収集や鑑賞教育にいかす方法を学びました。
また、ロイロノートを使用した授業づくりを体験し、その有効性を実感していました。

写真:研修講座の様子

写真:研修で使用した機器

 受講者からは、「ICTの操作を丁寧に教えていただき、授業でも実践してみたいという意欲がわいてきました。」「さまざまな方法があることが分かりました。生徒の実態などに合わせて授業者が選ぶことも重要だと感じました。」「鑑賞教育にICTが有効であることが改めて実感できました。」などの声が聞かれました。