令和5年9月27日(水)、中学校・高等学校教員等を対象に、第2回データサイエンス学習会を開催しました。
昨年度および第1回の学習会に引き続き、滋賀大学データサイエンス学部 准教授 伊達平和氏に講師を務めていただきました。

学習会のはじめに伊達准教授より「調査研究の方法論」を主題として、『問い』を立てる際の考え方や注意点などについて、社会学・社会調査分野におけるデータサイエンスに基づいて講義をしていただきました。
次に、データサイエンス学習会の協力校である金津高校の辻教諭より、実際に学習会の内容を取り入れて実施した「総合的な探究の時間」の1年間の授業実践について、発表していただきました。
最後に、参加者全員で「探究学習におけるよい『問い』とは」を主題としてセッションを行い、生徒自身がどのような『問い』を立てるべきか、『問い』を立てる際の教員の支援のあり方などについて、議論を交わしました。

参加者からは、「データサイエンスに対して、ようやく第一歩を踏み出すことができました」、「課題には根っこがあり、その根っこにたどり着けている問いは生徒が自分で歩みだせるいい問いだと考えました」などの感想やご意見をいただきました。

12月中旬には第3回データサイエンス学習会として、本学習会の協力校である金津高校にて、公開授業および授業検討会を行う予定です。開催が決まりましたら、各学校へご案内いたします。また、本ホームページでもお知らせいたします。
(写真:福井新聞社提供)