令和5年8月2日にC441 中学校美術科・高等学校芸術科美術研修講座を開催しました。

石川県立鶴来高等学校 安田 淳 教諭をお迎えし、「美術科の探究的な授業づくりを考える~ICT活用で広がる可能性~」をテーマとして御講義いただきました。

前半の講義では、「美術教育で着目すべき造形的な見方・考え方」というテーマで、学習指導要領のポイントをおさえながら、生徒が主題を生み出し、自分の思いや考えを表すための授業、指導と評価について御説明いただきました。また、日頃受講生が感じている課題にも回答いただきました。後半は、数々の授業実践から多岐にわたる題材を紹介いただき、実際にアプリ「Stop Motion」を使ってコマ撮りアニメーションを制作する演習を行いました。

受講者からは、「とてもたくさんの実践を紹介していただき、これからの授業でも活かせそうな生き生きとした実践ばかりでした。実技も楽しんでできて生徒の気持ちにもなれました。これからも生徒の意欲を刺激する教材研究をしていきたいです。」「授業で活用できそうなたくさんのヒントを得ることができました。特に先生が持参された様々なカトラリーの用途を考えるのがとても興味深く、実物を手にして持つことで深く納得できました。」などの声が聞かれました。