【教員免許状更新講習】を開催しました

写真:講習の様子

 令和元年7月23日(火)~25日(木)、第1期教員免許状更新講習を行いました。
初日は、「これからの教育を学ぶ」というテーマで、持ち寄った「三つの種」(これまでの教職経験から大事だと考えている3つのもの)をグループで発表するとともに過去の実践事例を読み、グループで共有しました。
2日目は、年代ごとに分かれ、それぞれ「授業づくり」「気がかりな子への支援」「学校マネジメント」について学びました。
最終日には、自分の教育実践を深めるという趣旨でレポートを作成しました。
さらに、新任教頭研修と連携し、新任教頭にグループ協議でのファシリテータを務めていただきました。
今年度は4期にわたり、418名の教員が受講予定です。
教育委員会と福井大学との共催で行うようになり、3年目の講習となります。
受講者から、「いろいろな年代の先生方とのグループ協議が有意義である。」、「最新の教育の動向を知ることができて勉強になった。」といった声が聞かれました。
アンケートの結果でも、講義の内容に対する評価も良くなってきています。
今後とも、福井大学と連携をとりながら、有意義な講習会になるよう努めていきたいと考えています。

【地域の伝統技術に学ぶ人材育成】

写真:南越前町今庄の旧旅籠「若狭屋」外観 写真:産業教育研修講座の様子

 ~産業教育研修講座報告~
6月28日(金)、南越前町今庄の旧旅籠「若狭屋」(高校生が修復に参加した江戸時代築の町家)において、地域の伝統や文化、産業・企業活動等から教育課程に合う題材を見つけ出し、地域学校連携授業として、企画し教材化できる力を教員が身に付けることを目的とした研修を行いました。
前半講師の(有)トモ設計・高嶋秀夫氏は、「外部団体の立場から、教育の力を取り込んでまちづくりにいかし、地域を担う人材を育成」している活動について、また、人づくりにおいて、高校生を町づくりに取り込むことの有用性について、後半講師の科学技術高校テキスタイルデザイン科・大正公丹子氏は、「教育の立場から、企業の力を取り込んで製品を企画・製作し、課題解決力を身に付けた生徒を育成」することについて講義してくださいました。
受講生にとって、 「企業や地域と連携することの意義」「視野の広がり、地域連携を授業に取り入れることの有用性」「実際の物に触れたり、現場の人の声を聴いたりすることの大切さを学んだ1日でした。
◆◇教師の主体的な学びが授業を変えます。◇◆◇