令和4年8月18日にC501 小学校家庭科研修講座を開催しました。

大阪教育大学 教授 鈴木 真由子 氏を講師にお招きし、「生活に生かす力を育てる家庭科の授業づくり」をご講義いただきました。

午前の講義では、学習過程の工夫に関して、具体的に課題解決型の学習を取り入れた実践事例を紹介しながら、分かりやすくご説明いただきました。

午後の講義では、パフォーマンス課題を取り入れた家庭科の授業づくりを学びました。子ども達が自分事として生活の課題を捉え、解決できるようにするためには、子ども達の生活経験や共通の題材をベースに授業をデザインしていくことが大切であるということを教えていただきました。後半には、少人数でグループを作り、課題解決型の授業づくりを行いました。各グループで考えた授業案を発表し合い、意見を交換することで有意義な研修となりました。

受講者からは、「大変分かりやすい内容で、家庭科における課題解決型学習の具体的な実践や手法について学ぶことができました。今後の授業で活用していきたいです。」「『教師自身が丁寧に生活していくこと』という言葉が心に残りました。よりよい生活を目指す子ども達を育てていくためにも、家庭科教員として大事にしていきたいです。」などの声が聞かれました。